※敬称は省略させて頂く場合があります

2012年11月08日

GLT

12月に日本で開催されるサッカークラブワールドカップに「ゴールラインテクノロジー」(GLT)
が採用されるという新聞記事が先日ありました。

GLTとは微妙なゴール判定を機械によって行うシステムで、磁気装置を埋め込んだボールを使う「ゴールレフ」と
複数のカメラで集めた光学情報でボールの位置を判断する「ホークアイ」のふたつがあり、
2会場でそれぞれを使用するということのようです。

GLT1.jpg
ゴールレフ

このブログでも一度取り上げておりますが、「ホークアイ」はテニスの4大大会でもチャレンジシステムの判定機器
として採用されており、観客や視聴者がドラマチックに再現を確認できる楽しいシステムです。
サッカーにおける活用イメージ
http://youtu.be/exEHTO-YnuE


「誤審」がとても大きな問題になってきていて、
どのスポーツも具体的にその対策をとらなければならない時代になってきているようです。

長い間、信念として履行されてきた審判員の判定が絶対という考え方は、
そろそろ変革の時期を迎えているのでしょう。

その考え方は、瞬間を再生して確認することが出来なかった時代の唯一の解決方法であり、
そこに「絶対」という聖域を作らないと、ゲームが成立しなかったという大前提があります。

しかし、再生して真実を知りえる今は、審判員の判定が絶対という考え方は形骸化しています。


日本のプロ野球は審判絶対主義が強く反映されているスポーツと思いますが、
先日の日本シリーズの危険球退場のように誤審が明らかでも「撤回」が出来ないシステムですと、
審判員の方ご自身の信頼性がどんどんなくなり、ご本人にとっても非常に危ういことになってしまいます。

自分の「誤審」と「その誤った処理」が全国に流布されるのですから、
真面目な人であればあるほど自暴自棄の事態を招いてしまう危険があるのではないでしょうか。
審判員の方々を守るためにも「誤審」を認め、訂正・撤回を認めるシステム化は急務のように思います。

そして、誤審と理不尽な処理はゲームの流れを確実に変えてしまいますから、
観戦している人々の意識をそいでしまいます。
そのスポーツ界全体にとっても発展が妨げられ、ファンが離れていくようなことが危惧されてしまいます。


こういった、時代に対応していないシステムや慣習を履行して、
誤りや矛盾が起きてしまっているのは、スポーツの判定に限らず多く存在しているように感じます。

いろいろなことを一括りで論じることは到底できませんが、
共通するとても重要なことは関係者の『潔さ』という感じがいたします。

GLT2.jpg

posted by Cras at 00:58| Comment(0) | スポーツ
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