※敬称は省略させて頂く場合があります

2012年11月11日

チャレンジシステム

前回に続き、「誤審」に関して思うことをひとつ。

どのスポーツも正確な判定をするということに関しては、磁気やビデオ判定で可能と思われますし、
今は、再生や判定に時間がかかりませんので、導入は問題がありません。
とすれば、問題はひとつです。

「誤審」に対する処理をどうするかだけです。
あくまでも審判員の裁定なのですが、その裁定に客観性を持たせるか持たせないかが、
現状ではスポーツによって違っているのですね。

テニスで採用されているホークアイを使用した「チャレンジシステム」が現状では、
本当にバランスのとれた素晴らしいシステムのように思いますし、
色々なスポーツで多くのケースに利用が可能なようです。

チャレンジシステム3.jpg

現行のチャレンジシステムは、審判のジャッジに対してビデオ確認を1セット中 3 回要求でき、
その再生をプレーヤー・審判・観客・テレビ観戦している人、全ての人の目で確認することができます。
そして、プレーヤーの主張が正しかった時には回数がカウントされず、3回の権利が減りませんので
何度でも要求できるルールです。
基本回数限定ですので無為に試合時間を長くしたり、常軌を逸した抗議も出来ません。

とてもオープンなシステムで、審判員の威厳も損ないませんし、プレーヤーも観客もストレスがたまりません。
そして、その結果が最初のジャッジから覆った場合は、とてもドラマチックに感じ、ゲームの流れに余計に関心がわきます。

見ていて面白いと思うのは、要求するタイミングを自分で選べる自由さです。
ジャッジに不服でも、要求しない場合もあるでしょうし、ほとんど覆らないだろうなと思っても要求することが出来ますので、
ゲームの流れの中で駆け引きに利用できるのです。

これは、「人は間違えるもの」というスポーツにとってネガティブな観点を、
積極的にゲームの中で昇華させることが出来る楽しいシステムではないでしょうか。

チャレンジシステム6.JPG

ただ「ホークアイ」自体の精度に関してはケースごとの問題もあるようですから、
今後の課題があることも事実ですが、機械のことですから時間が解決するでしょう。


誤審を認め訂正し、クリーンな尊厳を保てる審判制度が多くのスポーツに採用されますように。


posted by Cras at 23:58| Comment(0) | スポーツ
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